一人一人に寄り添う指導をするためには、頭の中にひきだしがたくさんある必要があります。
同じ学年の生徒であっても、その子にとっての学習方法はさまざま。
目からの情報
動きながら学習する
指導者のフィードバックを耳で聞いて学習する
これらを組み合わせる などなど
一人として同じように学習している生徒はおりません。
もちろん身体の特性も一人一人違います。
RADが認定する登録教師になっても、Continuing Professional Development(通称CPD)が求められ、継続的な学習が求められております。
毎年、9月から翌年の8月までの間に、RADが認定しているワークショップ(実地、オンライン等々)などに参加したり、プロのバレエ団の講演の観劇、パソコンスキルアップ、指導に役立つと思われる勉強、研究などなど、指導者がその時必要と思う勉強をすることが、RAD登録教師には義務付けられています。
CPDプログラムの一つである、RAD日本支部が年に数回企画するワークショップでは、”What” を学ぶ内容もありますが、”HOW”や”WHY”を学ぶコンテンツが用意されることがあり、我々指導者にとっては、いまの知識をアップデートする場所でもあり、今までの指導方法を見直す場所でもあります。
そして
日本全国に散らばるRADの登録教師の方々が集まり、ご自分のアイディアをシェアし合う場所。
シェアしていただいたアイディアを指導に取り入れることで、生徒にとってよりわかりやすい上達方法を提示することにもつながるでしょう。