幼少期にバーレッスンをしないのはなぜ?

「バーレッスンをしないのですか?」
ご見学にお越しになった保護者の方の中で、バレエ経験者の方に聞かれることの一つです。

バーレッスンをする
ファーストポジションをする(一番ポジション 爪先を横に開いた形)
バレエダンサーと同じようなことをする など
これらを全て、バレエスキルと言います

例えば、野球をする際、ルールに則って、バットでボールを打ったり、ボールを投げたりすることも
その野球特有のスキルです。

バレエ特有の動きを学ぶ前に、基本動作ができることが、上達につながるのです。
http://japantopleague.jp/static/special/playwithball_0006/

基本動作ができる前に、何らかの運動スキルを習得しようとしてしますと、「癖」につながります。
本来習得すべきではない動きを時間をかけてし習得したものが「癖」なので、その「癖」をなくすのにも時間がかかってしまうのです。

当スタジオの幼少期のレッスンをご覧いただくと、遊んでいるように見えることもあるでしょう。
楽しみながら、片足に立つ、何かを乗り越える(足が上がる)、ジャンプ力などの向上を目指しながら、
感受性の刺激、スタミナの向上、他者との関わりなどを身につけてゆくことを考えております。

次回は、身体の発達とバレエに注目してゆきますね。