「なんでできないの?」「どうしてできないんだ?」「何度言えばいいの?」と言われたこと(怒られたこと)はありませんか?
できていないと思うから練習しますが、また、同じことを言われます。
指導者(大人)が「この子はなんで〇〇ができないんだるう?」と思った時、次のようなことを考えるべきだと考えています。
*原因(〇〇はその子で適切であったのか?何が不足しているのか?)
*〇〇の理解(どんなことを理解しているのか?知識、〇〇を構成している要素の理解)
*対処法(方法、やり方、期間、プロセスなど)
そして、その子の成長段階、環境など
考えることはたくさんあるんです。
認知的(考えるなど)、身体的、社会的(コミュニケーションや他者(人、物体)の認識)を考慮した指導をポラリスバレエスタジオで
行っている理由はこういったことにあります。
(下記のブログをご参照ください)
幼少期にバーレッスンをしないのはなぜ?
幼少期にバーレッスンをしないのはなぜ?(2)
ポラリスバレエスタジオでは、指導者が、生徒のニーズを見極めながら、指導にあたっています。
一人一人のニーズとは?
*生徒の成長を考える
同じ学年であっても、生徒の成長は一人ひとりにみな違います。
たとえば、著しく身長が伸びている時、体のバランスが崩れ、疲れやすいこと、よく目にします。
そんな時は、声がけ(フィードバック)をすこし変えたり、スローダウンすることも。
もちろん、どうしてスローダウンするのかも説明をし、理解を促します。
*自分と向き合うことができるように声がけ(フィードバック)をする
できること、苦手なこと、各々みな違います。
幼少期の場合、一人の生徒を見本にしたりすると、他の生徒は、「自分も」と
必死になって取り組みます。幼児期の特徴の一つである、自己中心性の表れなのでしょう。
ですが、年代によっては、「〇〇ちゃんのようにしてね」ばかりだと、自分はできないんだ、と
劣等感を植え付けかねません。
ゴールを明確にし、どの段階にあるのかをきちんと示すこと
ゴールに向かうためには必要なことはなんであるのかをきちんと示すこと
というようなことが、指導には不可欠だと考えています。
そしては、たとえ、ゴールに到達していなくても、すこしでもよくなったことを伝え、次の目標に向かうことを
促します。
スタジオに関するご質問などがございましたら、ぜひ、メールにてご連絡ください。
次回は、「To live is to dance, to dance is to live」について考えてみます。